
「ここでは誰でも神の御許、平等ってヤツさ」
──カラミスティ
代表者 : 「血塗れ修道女」カラミスティ
この近隣一帯の銃撃が響く中で、場違いなほど古ぼけてそびえ立つ礼拝堂がある。この世界で随一の信者を獲得している「聖光(せいこう)教」──その「ガーランド礼拝堂」。銃の腕も誇る修道女が切り盛りしており、取引場所として場を作り上げることで、唯一無二の中立地帯を作り上げている。
ちなみに、門下生のジュドーという神父見習いもいる。
この礼拝堂に属するものは修道女であろうとどんな者であろうと、「神は救いを与えん」と聖書の礼節を唱えながら銃をぶっ放す猛者ばかりだ。ここで荒ごとを立てようものなら、問答無用でカラミスティに始末されることだろう。